プリクラ

春休みの終わりに。

塾生たちとプリクラを撮りに行きました。

現在、高校二年生の息子が1歳だった時以来のプリクラですので、15年ぶりとなります。

考えてみれば、人生でも五本の指で数えられるくらいしか撮ったことはありません。

この春休み。頑張っていた中3女子が、「撮りたい」と言い出しました。

春休み、頑張ったことだし。彼女が慕う、高2女子の塾生がその話を快諾してくれたこともあり、ウチのスタッフたちと一緒に5人で撮りに行くことになったのです。

まぁ…機械の操作などは女子たちの独壇場です。とにかく、若さが爆発。

おじさんは、ただただ、機械の進歩と、若者たちのパワーに圧倒されっぱなしです。本当に令和のプリクラってスゴイです。「盛る」っていうんですか?もはや、原形をとどめていないほど美男美女になりましたけど…。

教え子たちと撮ったプリクラは、なんだかんだと自分の宝物になりそうです。

プリクラの後にやった「エアーホッケー」。大人気なくてごめんね…。(笑)

『北風と太陽』

『北風と太陽』というお話をご存知ですか?

私が好きな話です。

『北風』と『太陽』のどちらが『旅人のマントをはがせるか』という競争をすることになりました。『北風』は自慢の突風によって、力づくで旅人のマントをはがそうとするのですが、旅人は自分の身を守ろうと必死になってマントをつかみ離しませんでした。次に『太陽』が暖かな日の光で旅人を温めたところ、旅人は自らマントを脱いだのでした。

教育は、「これが正解」というものが単純に存在するわけではありませんが、私は願わくば『太陽』でありたいと思っています。子どもたちを温めることで、自発的に良いほうへ仕向けていければ、理想だなぁ…と思うのです。勿論、スパルタ的な『北風』でなければならない局面もあるのかも知れません。ですが、長い目で見た時、やっぱり『太陽』には勝てないと思うんですよね。

当塾『太陽個別指導塾』では、『太陽』の教育を理想としております。

『北風』派の教育方針である方々には、一定の「物足りなさ」のようなものを感じさせてしまう時もあるのかもしれません。

大変な学習だからこそ、「楽しく」「健全に」進めていきたい。

「やらされる学習(北風学習)」から「自ら進んでやる学習(太陽学習)」へ向けていきたい。

実際、当塾では笑顔が絶えません。

『太陽』のもとで「前向きで健全な学習をしたい塾生」を、現在募集しております。

そして、次の受験生が動き出す。

まだ本年度の受験生を送り出したばかりで、なかなか気持ちが切り替わらないのですが、仕事柄そうも言ってはいられません。もう、「次の受験生たち」が私たちの指導を必要としてくれているからです。まずは、まだ学校では中学二年生の彼らを「受験生」としての自覚を育て、戦える体質にしなければなりません。

また、小学6年生の在塾生たちは、うまく「中学生」にしてあげなくてはなりません。その準備をしっかりと行う春休みにしたいです。

新しいステージに立つキミたちへ。

埼玉県の公立高校入試が2月26日、27日にありました。

合格発表も3月6日にあり、中学三年生のみなさんは受験からのプレッシャーから解放され、「次のステージ」へ向けて、不安と緊張、そして大きな希望を抱きながら「卒業」の日を迎えようとしています。

私自身としては19回目の受験生を送り出すこととなりました。

特に今年の当塾に在籍していた受験生は、小6の終わりから「まる三年」。私たちが本当に手塩にかけて指導してきた生徒たちでした。学習塾の性というものなのでしょうが、受験が終わる2月いっぱいで退塾する子もそれなりにいるため、結果が出るころにはなかなか顔を合わせられないんですよね。

ですので、まずはここで、今年の受験生たちの頑張りを労いたいと思います。

受験、本当にお疲れ様でした。大変よく頑張りました!

最後まで走りぬいたキミたちを、私は誇りに思います。

そして、ここからは「次のステージ」へ進む彼らへのメッセージです。

「高校入試」は「ゴール」ではなく、「次のステージのスタート」です。

これまでやってきたことは「高校に合格するため」ではなく、「次のステージ」で通用する力を身に付けるためのものです。

頑張った経験は、今後一生の宝になるでしょう。

キミたちと一緒に過ごした日々は、本当に楽しかった!

キミたちの存在が大きすぎて、ちょっと「ロス」になっている自分がいます。

キミたちは私の自慢の教え子です。胸を張って、生きていって欲しい。

どうか、どうか。新しいステージに立つキミたちに、多くの幸がありますように。

さぁ、今年も『冬』がやってくる。

ありがたいことに、毎年恒例のこととなりましたが『冬期講習(冬休み指導)』は既に定員となっており、現在募集をしておりません。誠に申し訳ございません。

現在募集しておりますのは、来年度(令和7年3月入塾・指導開始)の塾生を若干名となります。無料体験授業や入塾説明会は随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

現在、今年度の塾生の募集を打ち切らせていただいた理由は、もちろん、今指導している塾生の受験指導に全力を傾けるためです。今年、当塾に在籍している受験生は彼らが小学六年生の3月から約3年間、私が手塩にかけて指導してきた大切な教え子たちです。この子たちの総仕上げを、この「冬」に行ってあげたい。そして、少しでも良い「春」を迎えて欲しい。ただ、ただその想いです。

また、わずかに空いていた指導枠は、昨年まで私が指導していた高校生が「冬休み限定」で出戻ってくるため、埋まってしまいました。

高校入試を終え、卒塾しても、困った時に頼ってくれた…!

教師冥利に尽きるじゃありませんか!!

いいよ、めちゃくちゃ忙しいけど…燃えますね!!

何より、また指導にあたれるのが嬉しかったりする自分がいます。

う~ん。今年も激務になりそうですが、熱い冬になりそうです!

『勉強したけど偏差値があがりません』

夏休み明けの9月上旬。

中学・高校を問わず多くの学校で「学力テスト」があったことと思います。

「夏休みの成果を試す、絶好の機会!!」

と、意気込んで臨んでいたとしたら、その時点で君の勝ち。

きっと、自分でも納得の充実した夏休みが送れていたのでしょう。

「やっば、みんな勉強してきたらどうしよう?」

そんな気持ちになっていたとしたら、その時点で君の負け。

どこか後ろめたい気持ちになるような夏休みを送ってしまったに違いありません。

私自身は、中学・高校の6年間で前者の気持ちになったのが1回。後者の気持ちになったのが5回です。中学三年生の夏休みだけ、大手塾の夏期講習に参加したため一日12時間くらい勉強したので「やったつもり」にはなりました。偏差値は全然上がっていませんでしたけど。

「偏差値」とは、「他の人と比較した場合の成績分布」のことです。

自分がいくら頑張ったつもりでも、他の人が同じくらい頑張っていたら「上がらない」んですよね。逆に、自分がテスト中ちょっとしたミスをしただけで「下がる」こともあり、この「偏差値を上げる」を学習のモチベーションにもっていくと思わぬ落とし穴があることがあります。

では偏差値が上がらなかったり、下がったりした場合、「学力は落ちている」のでしょうか?

もちろん、答えは「否」です。

夏休み中、努力した子は「夏休み前に比べ、確実に出来ることが多くなっています。」これが、本来の「学力の向上」であり「成長」です。比較する対象は、元来「以前の自分(本人)」であるべきなのです。ですが、成績が「偏差値」で評価されることが多い受験の世界において、そのことが忘れられがちです。

私に言わせれば、夏休みに偏差値が上がった子は「これまで余程やらなかった」か、「これまで正しい学習方法でやってこなかった」場合。もしくは、「人知を超えるほどの努力をした」場合の二通りしかありません。

これは「全体の成績」に限らず、例えば「国語だけ偏差値がすごく上がった」と言った場合も同様です。「その教科の学習をこれまでやってこなかっただけ」というケースが多く、これまで既にかなりの努力と研鑽をつみ、正しい学習方法で学習してきた子は急に偏差値が上がることはありません。

ですので、夏休み中かなり頑張ったのに「偏差値が上がらなかった」子は、もちろん「学習方法が良くなかった」「テスト中にミスをした」可能性もありますが、もしかすると「これまでの学習量・質がともに正しかった」と言える場合もあるので、注意が必要です。

テストを受けたあとの「結果の評価」はとても難しく、多くの生徒や保護者様が「偏差値の上下で一喜一憂」します。「先生、勉強したのに偏差値が上がりません」という生徒。「偏差値が下がっているんですけど、ウチの子ちゃんと勉強しているのでしょうか。それとも、努力しても伸びないほど馬鹿なんでしょうか。」と言う保護者様。私も昨年、我が子が高校受験生でしたから、気持ちはよ~っく分かります。多くの受験生を見てきたはずの妻でさえ、「我が子の偏差値が1上がった、下がったで一喜一憂」していましたから。ですが、そんな評価にはほぼ価値はありません。

大切なのは「偏差値」という数字ではありません。

私は、塾生のテストの結果を受けとったら、いかに「次につなげるか」を生徒と一緒に考えます。「ここは本来は出来たよね?どうして間違えたんだろう。どうしたら、次はできるかな。」「志望校に合格するためには、あと30点必要だったけど、その30点をどこで生み出そうか?」「この問題は、時間が足りなくて出来なかったのか、それとも時間があっても出来なかったのか。時間が足りなかったなら、どうやって時間を作り出そうか。」「この問題を解くためには、何が足りなかったと思う?そのために、何をしようか。」

この「評価」には時間をかけます。ここが「大切」だからです。

そして、たとえ「偏差値」が上がっていなくても、その生徒の「成長」がみられればそこは褒めます。「以前は出来なかった問題が、出来るようになったじゃないか」と。そこが、生徒の「努力」であるからであり、ここを褒めないと生徒の「やる気」を育てることができません。「偏差値」では、そうした「当人の努力」を評価することが出来ないことを、「評価する側の人間(=教師や保護者様)」は分かっていなくてはなりません。

そうした「正しい評価」に基づく「正しい指導」が、その生徒ひとりひとりの「能力を最大限に開花させる」私の指導方法になります。

そして「結果はあとからついてきます」。

「正しいことを続けていれば、結果が出るのはあたりまえ」です。

『先生、勉強したけど偏差値があがりません。』

『そうか、でも学力は上がったよね。では次、目標に到達するためにどうしようか。』

当塾は、これで結果を出しています。

お楽しみ会、開催!!

本日はお楽しみ会を開催いたしました!

当塾に存在する部活動の一つ、『ラーメン研究部』による研究成果、

【至高の一杯】を昼食にするため、研究部員たちは朝9時半集合し『仕込み』を開始。

麺、スープ、チャーシュー、煮玉子、すべてにこだわったその一杯は、

『ガチで美味しかった!!!!』です!!!!

お金採れるぞ…本当に…。塾に併設でラーメン店やるか…?(笑)

やるな、『ラーメン研究部』!

塾生みんなで美味しいラーメンを食した後は、塾内の頑張った生徒たちの表彰式を行い、

様々な室内レクを6時間にわたり行いました!

終了時刻は…20時過ぎ…。

楽しすぎてヒートアップした生徒たちとスタッフたちが1時間ほど予定時刻をオーバー。

たしなめようかと思いましたが、まぁ、あれだけ勉強頑張った子たちなので、『今日くらいは大目に』見ることにしました。

しかし、ひとつだけ納得のいかないことが。

本日の室内レクのクイズで、『高畑先生(私)と言えば』という問いをしたところ、8人いるメンバー中7人が「鬼」。

もっと他の答えはなかったんか~い!!(笑)

その『先』を見る、進路指導。

中、高、大学に関わらず、夏休みは「学校説明会」もオンシーズンです。

多くの学校が学校説明会を開いており、私たちも毎年、多くの学校説明会に足を運んでおります。進路指導は、学習指導と並ぶ、私たちの重要な仕事だと考えているからです。

私が進路指導を行う際に最も留意している点は、『そこは、その子を最大限に伸ばせる学校であるか』『その子が三年後、最も高みに立てる学校はどこであるか』です。

学習塾であれば「合格実績が欲しい」と考えるのも当然の心理といえますが、私たちのような小さな学習塾ではそのようなものは求めておりません。私たちが求めているのは『塾生、ひとりひとりの満足度』です。さらにいうなれば、『志望校に入れた満足』ではなく、『本当にこの学校に入って良かった』と心から思える満足です。

私は「目先」のことにはさほど興味はありません。

私が見ているのは「ずっと先」、「大学受験よりずっと先」です。

先を見すぎる私の学習指導は、時として塾生や保護者様の理解を得られないことがあります。塾生や保護者様はどうしても「目先」のことに囚われるからです。もし、私の学習指導や計画、進路指導にご疑問やご不安がおありでしたら、遠慮なくお尋ねください。全て言語化して、丁寧にご説明いたします。私のすることには「全て意味があります」「しっかり説明できます」ですから、安心していていただきたいのです。

第四回「太陽杯」終了!…結果は?

1学期も終わり、いよいよ「夏休み」になりました!

受験生にとっては言うまでもなく勝負所。

そうでない学年の子たちにとっても、弱点の補強や得意分野の強化など、普段できない学習を進める大チャンスです!

その夏休みまでの企画として、以前このブログでも取り上げさせていただいた当塾の「自主学習応援イベント・太陽杯」が二か月間のイベント期間を終え、最終集計が出ました。

今回の参加メンバーは中1から高1までの五名。期間は二か月間。

私が課したクリア基準は「五名の期間内の合計自主学ページ数が660ページ」。さらに、学習の「質」を向上させるため「その時にやるべき課題に取り組んでいるか」「内容を理解しようと努めているか」「覚えるための工夫がなされているか」などの観点から、自主学習の「質」も採点し、これも一定の基準をクリアすることを課していました。

基準クリアで、夏休み中に「お楽しみ会」を開催。

クリアできなかった場合は、「勉強会」を開催。

さあ、果たして塾生たちは私の課した課題をクリアできたのでしょうか?

結果…

自主学習合計ページ数705ページ。質も余裕のクリアでした!

本当に良く頑張りました!!ノート1冊で60ページですからね…五名で約12冊ぶんですか?なかなかの分量ですよね。

と、いうわけで、久しぶりの「お楽しみ会」の開催となります。

地獄の夏期講習の合間に、ひとつ楽しみができましたね!!

激アツの『学習会』開催!

本日は中学生以上の塾生全員を集めて、学習会を行いました。

当塾が無料で行っている、主にテスト対策を意識した学習会です。

当塾の塾生はとても仲が良いです。代々の伝統として、先輩が後輩の面倒を本当に良くみてくれます。本日の学習会では、生徒たちが自発的に「おそろいのハチマキ」を用意して士気を高め合っていました。また、学習会終わりには全員で記念撮影まで行いました。本当に微笑ましいです。

朝9時~12時というタイムスケジュールの学習会でしたが、集中してよく取り組んでいたと思います。予定を大幅にオーバーして、学習会が終わったのは18時でした。

18時ですよ!?

すごくないですか?私から「時間が過ぎても残れ」とか言ったわけではなく、終了予定時刻になったところで、「学習したい子は残って良いよ」といった結果がこれだったのです。さすがに全員残ったわけではありませんでしたが、急遽、残る子のために簡単な昼食を用意し、みんなで食卓を囲みました。

そして18時まで集中して取り組んでいました。我が塾生たちながら、本当に頑張るね。。。いや、想像以上でした。

ただ、当塾には「頑張りを応援するノウハウ」のようなものがあると、私は思います。

まず、もともと塾が大好きな子たちですから、「塾にいたい」という空気がここにはあります。また、上級学年の子たちが後輩たちに勉強を教える姿もみられ、そうすると後輩が頑張れるんですよね。また、私以外のスタッフ(今回は保護者様でボランティアでついてくださった方もいて、ますます人員が厚かった)も本当に「声掛け」がうまく、子どもたちの「やる気」をうまく引き立ててくれていました。

長時間の学習会でしたが「時間が経つのが早かった」という声がきかれ、よく集中できていたことが伺えます。

ですが、私が一番うれしかったのは、ある塾生が学習会を終えて言ったこの言葉を聞いた時です。

「今までで一番疲れたけど、今までで一番楽しかった!」

スタッフや保護者様、頑張って盛り上げてくれた塾生たちに感謝と拍手です!

今回の学習会も「大成功」でした!!