受験生を指導するプロの先生としての愚痴。(笑)

学校も冬休みになり、当塾でも冬休み指導(冬期講習)が始まりました。

言うまでもなく受験生にとっての「天王山」。

当塾の受験生たちはもちろん頑張っていますが、今日はそんな受験生より勉強をしている「陰の功労者たち」の話をさせていただきます。受験生より勉強をしている…それは、私たちのような、受験生を指導するプロの先生たちです。

受験生を指導するためには、その年の試験問題のトレンドを理解していなければなりません。自分の教え子が受験する学校の入試問題を過去にさかのぼって解き、研究し、「何ができるようになることが、その子が合格するための最短ルートであるか」を考え、その子の学習能力・到達度を考慮しながら学習プランニングを考える必要があります。これをやれるのが「プロ」。やれずに(あるいは、やらずに)ただ勉強を教えるのが「アマチュア」だと私は考えています。

入試において「本当に必要なこと」を理解するには、膨大な量の入試問題を自身で解く必要があるわけで、この時点でプロの受験生指導の先生たちの学習時間は凄まじいことになっているでしょう。そこまでの準備をしたうえで指導にあたるわけですが、それでも指導している間も常に頭をフル回転させている必要があります。指導中はどんなに準備をしていても「想定外」の連続です。ベテラン講師になれば多少、誤差は少なくなってきますが、私も毎日が「想定外」との戦いです。「生徒の理解の仕方」「理解の速さ」「予習復習、課題達成率」さらには「体調」「精神状態」に至るまで、想定外の理由は様々です。

冬休み指導(冬期講習)は、受験生にとっては塾で授業を受ける時間もすごいことになっているでしょう。ですが!!ですが!!先生たちは、そのものすごい時間の授業をしつつ、授業の準備をするために、寝る間も惜しんで勉強しているのです!!

思います。自分が受験生の時ですら、こんなに勉強したっけ?

さらに!!こんなに忙しいにも関わらず、冬休みの初日、私は「ぎっくり腰」をやってしまいました。腰はもともと弱いので本当に気を付けていたのに、ふつうに寝て起きたら「なってた」んですよ!!信じられますか!?なんの仕打ちですか、神様!?

痛い腰をかばいながら、深夜にそれでも懸命に机に向かっていたら、珍しく妻が褒めてくれました。「仕事とはいえ、尊敬するわ。」

なんだか、少しだけ報われた気がしました。(笑) 今冬も頑張ります!!

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